なぜ、頑張るほどに「自分」が消えていくのか?
「主導権」を自分以外の変数に委ねてしまう構造的課題
「周りの期待に応えようとするほど、自分が何をしたいかわからなくなる」 「成果を出しているはずなのに、誰かの人生を代行しているような虚しさがある」
もしあなたが今、そんな「自分不在」の感覚に陥っているなら、それはあなたの精神的な幼さのせいではありません。心理学ではこれを「外的統制感(外的ロカス・オブ・コントロール)」と呼びます。
自分の人生を動かしている要因が、自分の内側ではなく、「他人の評価」「世間の常識」「運」といった外側にあると強く感じている状態です。外側の基準に合わせて頑張れば頑張るほど、内側の基準(=自分)は摩耗し、透明になって消えていきます。
この空虚さを埋めるカギは、自分探しをすることではなく、「自分の内側に、誰にも侵されない論理的な座標(中心軸)を再構築すること」にあります。
「外側の物差し」に振り回される脳
外的統制感が強いとき、私たちの脳は「正解」を常に自分の外側に求めます。しかし、外側の基準は時代や環境によって絶えず変化するため、それに合わせようとするとエネルギーが分散し、核となる「自分」が消失してしまいます。
- 「主観的な迷い」を「客観的な指標」で止める 自分がどこに向かっているのか、何者なのかという問いに、自分の感情(主観)で答えようとするのは危険です。マヤロジックという客観的なフレームワークを用い、生年月日から算出される不変の指標を「自分を定義する基準」として採用します。これは他人の意見や社会の流行によって書き換えられることのない、論理的な事実です。
- 「内的な基準」を論理的に復元する マヤロジックが提供する多層的な分析結果(性質や方向性)を、自分を取り戻すための「設計図」として活用します。 「今の自分の反応は、外側の期待に応えたものか、それとも算出された論理的な性質に基づいたものか」 この客観的な照合を繰り返すことで、外側に奪われていた人生の主導権を、着実に自分の内側(内的統制)へと引き戻していきます。
「自分の座標」があるから、外側に依存しない
自分の外側にある基準に依存して行動を決めている限り、状況の変化に翻弄され、常に「受動的な対処」を強いられることになります。しかし、算出された客観的な指標を自らの判断基準として内側に持っていれば、たとえ外的な状況がどのように変化したとしても、その変化を織り込んだ上で、論理的に次の行動を自ら選択できるようになります。
論理によって導き出した「自分の座標」を確認することは、人生の舵を取り戻すことに他なりません。今のあなたに必要なのは、自分を愛することや自信を持つことではなく、「算出された客観的な指標に基づき、自分という存在を論理的に定義し直す」という体験だけなのです。
まとめ
「自分が消えていく」というストレスは、あなたが自分を定義するための物差しを、外側に預けっぱなしにしているサインに過ぎません。
「どう思われるか」という主観的な不安を捨て、算出された分析結果という「揺るぎない内的な基準」を置いてみること。その論理的な視点の獲得こそが、外的統制感の呪縛を解き、あなた本来の歩みを取り戻す唯一の道となります。

